
2025.06.22
NBAとFIBA(国際バスケットボール連盟)が共同で開催する国際的なバスケットボール育成・地域貢献プログラム「Basketball Without Borders(BWB)」のアジア版キャンプ「BWB Asia 2025」が、6月19日から22日にかけてシンガポールで行われる。アジア太平洋地域から選ばれた60名のU17男女選手が一堂に会するこのキャンプに、日本から4名の若き有望株が選出された。
参加が決定したのは、本田蕗以(福岡大学附属大濠高校)、ケンイチロウ・ベネディクト(セント・ジョージズ・スクール/米国)、佐藤凰臥(セントロ・バスケット・マドリード/スペイン)、浜口ゆず(東海大学付属福岡高校)の4名。男子3名、女子1名が日本代表として参加することとなる。
BWBは、2001年に始まったNBAとFIBAによる育成プロジェクトで、これまでに世界144カ国・地域から4600人以上が参加。その中で132名がNBAまたはWNBA入りを果たしている。日本では、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)が2016年のBWB Globalに参加しており、他にもジョシュ・ギディー(現シカゴ・ブルズ/BWB Asia 2018出身)などがプロ入りしている。
15回目を迎えるBWB Asiaキャンプは、2010年以来のシンガポール開催。今回は、2024年NBAチャンピオンのデリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)、NBAオールスターのタイリース・マクシー(フィラデルフィア・76ers)、FIBA殿堂入りのティチャ・ペニチェイロ(ポルトガル)ら豪華な面々がコーチとして参加予定だ。
4日間にわたるプログラムでは、選手たちはオフェンスやディフェンスのスキルアップだけでなく、リーダーシップやライフスキルを養うセッションにも取り組む。最終日には、キャンプMVPやスポーツマンシップ賞などの各賞も授与される予定だ。
さらにこのキャンプは、NBA初の地域高校バスケットボール大会「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」と連動して開催される。このトーナメントは6月25日から29日にかけてシンガポールで行われ、アジア太平洋地域11カ国の高校生チームが競い合う。
次世代のバスケットボール界を担う才能たちが一堂に会するBWB Asia。この世界的舞台で日本勢がどんな活躍を見せてくれるのか、大きな期待が寄せられている。
2025.06.22
2025.06.11
2025.06.01
2025.03.11
2025.02.07
2025.01.28
2025.06.14
2025.06.14
2025.06.13
2025.06.13
2025.06.12
2025.06.12