
2024.09.26
「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」の行方は運命の第3戦へ持ち越された。
リーグ最多3度目の栄冠を目指す宇都宮ブレックスは、第1戦を81-68でものにして優勝へ王手をかけた。試合後の記者会見に登壇した小川敦也は「次の試合で勝った方が優勝するという気持ちで大切に取り組みたい」と第2戦を見据え、比江島慎も連勝でのリーグ制覇へ決意を示した。
「明日で決めるつもりでみんながプレーしていますし、チームとしては特別な思いでチャンピオンシップに臨んでいます。明日勝ってケビン(ブラスウェルヘッドコーチ)とジーコ(コロネルHC代行)を日本一にするために、みんなで優勝したいと思います」
第1戦は7分45秒のプレータイムだった竹内公輔[写真]=B.LEAGUE
「昨日は小川が活躍して、それを今日は荒川選手にやられてしまったと感じています。抑えるべき選手は抑えにいきましたけど、その周りでサポートする選手に活躍されてしまいました」
竹内公輔が振り返ったように、この試合ではベンチメンバーの荒川に要所での活躍を許した。宇都宮は第2クォーター中盤にリードを14点まで広げたものの、そこから手痛い逆転負け。第2クォーター終了間際に荒川に3ポイントシュートを決められて8点差に迫られ、いい流れを断ちきられてしまった。
「第2クォーターの終わり方がちょっとよくなかったというか、コンテストにはいっていたと思いますけど、荒川選手が決めて2ケタあった点差を1ケタにされてしまった。後半もそのまま相手のペースで試合が進んでしまったかなと思います」(竹内)
第2戦はシュート2本いずれも失敗に終わった[写真]=B.LEAGUE
「気持ちの糸が切れてしまったと思われても仕方ないですね。残り1分で10点差がついてしまったので、なかなか難しい状況だったのかなとは思っています。気持ち的にも、もう後がない琉球と、第3戦があるという僕たちの差がやっぱりどうしても出てしまったかなとも感じています。今シーズンは本当にあと1試合しかないので、しっかり出だしから気持ちを入れてやっていきたいと思います」
試合終了のブザーをコート上で聞いた竹内は、無念さをにじませながら最終戦への意気込みを述べた。第2戦では帰化選手のギャビン・エドワーズが前半で3つの反則を取られファウルトラブルに苦しんだ。主にエドワーズのバックアップを務める竹内だが、この日のプレータイムは6分53秒。取材エリアでは、チャンピオンシップを通じて「いい活躍ができてない」と本心を明かした。
しかし、勝利した第1戦では琉球のビッグマン相手に厳しいプレッシャーをかけてミスを誘う場面もあり、竹内が備える206センチの高さ、献身性、経験値が宇都宮の優勝に不可欠であることは言うまでもない。
経験豊富な仕事人として宇都宮を支えるピースに[写真]=B.LEAGUE
過去2度のBリーグ制覇を経験しているのは、田臥勇太、遠藤祐亮、渡邉裕規、そして竹内の4選手のみ。泣いても笑っても残り1試合。40歳の大ベテランは、熱く、冷静に体を張り続け、宇都宮ブレックスに3シーズンぶりのタイトルをもたらす。
文=小沼克年
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