2025.06.28

シャック、過去にニックスへの移籍を断っていたことを明かす…その意外な理由とは

シャックがニューヨークにまつわるエピソードを披露 [写真] = Getty Images
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 NBAのレジェンドであるシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズ他)が、ホストを務めるポッドキャスト番組『The Big Podcast with Shaq』に出演。ゲストのザック・ランドルフ(元メンフィス・グリズリーズ他)とともに、現在のリーグや過去の思い出話を展開した。

 シャックは1992年にドラフト全体1位指名でオーランド・マジックに入団。アンファニー・ハーダウェイとともにチームをNBAファイナルに導く活躍を見せ、1996年に移籍したレイカーズでは故コービー・ブライアントとともに3連覇を達成。2004年から所属したマイアミ・ヒートでは自身4度目の優勝を果たし、その後フェニックス・サンズとクリーブランド・キャバリアーズを経て、ボストン・セルティックスの一員として過ごした2010-11シーズンを最後に現役から退いた。

 特にキャリア終盤でチームを転々としていたシャックだが、ニューヨーク・ニックスではプレーすることがなかった。シャックはこの理由について、ポッドキャスト番組の中で意外な経緯を明かしている。

 番組の中でトークの話題がニューヨークになった折、「告白することがある」と語り始めたシャックは、次のように続けた。

「実は、レイカーズを離れたタイミングで、ニックスが移籍先候補として有力だったんだ。でも、俺がその話を断った。理由は明確で、俺は運転するのが好きなんだ。でも、ニューヨークでは運転できないだろ。愛車のトラックでニューヨーク市街を運転したらぶつけてしまう。それに、どこに駐車したらいいんだ」

 また、2007-08シーズンにニックスでプレーしていたランドルフは、在籍当時ニューヨーク郊外のウェストチェスターに住んでいたと語り、「家がすごく遠くて嫌だった。マディソン・スクエア・ガーデンでプレーすることやニックスの一員になれたことは光栄だったけど、暮らす場所としては最悪だったね。全ての物価が高かった」と振り返った。

 今シーズンは25年ぶりにカンファレス決勝まで勝ち進んだニックスだが、大都市に本拠地を構えているがゆえに、選手獲得に思わぬハードルを招いていたようだ。

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