2025.06.25

2020年代に2度目の優勝…サンダーのアレックス・カルーソが現役3人目の選手に

サンダー優勝に大きく貢献したカルーソ[写真]=Getty Images
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 6月25日(現地時間24日、日付は以下同)。2024-25シーズンのNBAを制したオクラホマシティ・サンダーが優勝パレードを開催し、大勢のファンとその喜びを分かち合った。

 前身のシアトル・スーパーソニックス時代の1979年以来、オクラホマシティ移転後の2008-09シーズン以降初のリーグ制覇を成し遂げたサンダーは、今シーズンにリーグトップの68勝14敗でレギュラーシーズンを駆け抜け、16勝7敗で「NBAプレーオフ2025」を制した。

 インディアナ・ペイサーズとの「NBAファイナル2025」は最終第7戦にもつれる激戦の中、ホームのペイコム・センターで勝利してリーグの頂点に立ち、シェイ・ギルジャス・アレクサンダージェイレン・ウィリアムズチェット・ホルムグレンを筆頭に多くの選手たちが初優勝。

 そうした中、ロスター最年長(31歳)のアレックス・カルーソは、2020年のロサンゼルス・レイカーズに続いて今シーズンにサンダーで自身2度目の優勝。ファイナルではチーム4位のシリーズ平均10.1得点に3.6リバウンド1.6アシスト2.4スティールに3ポイントシュート成功率40.0パーセントと、攻防両面で貴重な役割を果たした。

 NBAでは2019年のトロント・ラプターズ以降、7年連続で新たなチャンピオンが誕生。そのうち、2020年以降に2度の優勝を経験しているのはカルーソを含めて3人のみ。

 24日にポートランド・トレイルブレイザーズへトレードと報じられたドリュー・ホリデーは、2021年にミルウォーキー・バックス、2024年にボストン・セルティックスで優勝。先日メンフィス・グリズリーズへトレードで移籍したケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(KCP)は、2020年にレイカーズ、2023年にデンバー・ナゲッツで優勝と、いずれも先発あるいはローテーションの一角として活躍してチャンピオンチームの一員になった。

 サンダーは来シーズンも主要メンバーが全員契約下にいるだけに、カルーソにはさらに優勝回数を増やすチャンスが十分あると言っていいだろう。

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