琉球が荒川颯と契約継続「素晴らしい景色を一緒に…」CS含め今季B1全試合出場

琉球と契約継続が決まった荒川颯［写真］＝B.LEAGUE

　B1の琉球ゴールデンキングスは6月23日、荒川颯と2025－26シーズンの選手契約継続に合意したことを発表した。

　愛知県出身で7月に28歳の誕生日を迎える荒川は、182センチ78キロのポイントガード兼シューティングガード。洛南高校から拓殖大学へと進学し、2019－20シーズンにライジングゼファー福岡の特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、ファイティングイーグルス名古屋、レバンガ北海道でもプレーし、練習生期間を経て昨シーズン開幕前に琉球と選手契約を結んだ。

　在籍2年目となった今シーズンは主にベンチからリーグ戦全60試合に出場。平均15分のプレータイムで5.3得点1.2リバウンド1.8アシストをマーク。宇都宮ブレックスと対戦した「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」GAME2では、要所で3ポイントシュートを沈めチームを勝利に導いた。

　今回の発表に際し、琉球は「荒川選手は、持ち味であるスピードと果敢なディフェンスを武器に、常にアグレッシブな姿勢でチームに勢いをもたらすプレーヤーです。荒川選手のスタイルにさらに磨きをかけ、攻守両面で主導権を握る力強いプレーと、勝負どころでは流れを引き寄せるプレーで活躍を期待しています」とコメントしている。

　また、荒川は「2025－26シーズンも琉球ゴールデンキングスでプレーさせて頂ける事になりました。昨シーズン足りなかった“3点”を追い求めるのではなく、今はまだ想像もできないような素晴らしい景色を一緒に見に行きましょう。新シーズンもよろしくお願いします！」と力を込めた。